MY STORY 1:実家のデザインが嫌いだった
MY STORY — 東京でインテリアデザイン20年(1/4)
私は、日本にいながらヨーロッパに囲まれて育ちました。
母はヨーロッパの家具や食器が大好き。さらにはドイツのパンを習いだすほどでした。毎月、大英博物館からアートの写真が届き、私はそれをファイリングしていました。美術館や観劇にも、たくさん連れて行ってもらいました。
とはいえ、我が両親は公務員の母とサラリーマンの父。本当に普通の一般家庭です。
建売の家と、困った娘
若くして建売の家を購入し、頑張っている両親。その前で私は、自宅に文句を言い続けていました。
しかも、ご両親が素敵な感性を持っている同級生のお家が素敵すぎて、朝からよく泣いて実家のデザインを批判していた記憶があります。今から考えると、おぞましい自分の過去です。改めて、ひどいですね。
すべてが変わった瞬間
ですが高校生のとき、両親にヨーロッパへ連れて行ってもらい、自宅も建て直してもらいました。そのときは「うちの両親すごい!」と思いました。
高校生のときには、すでにインテリアデザインの仕事をすると決めていました。
そして、海外にもずっと憧れがありました。ただ「建築といえばイタリア?」となって、安直にイタリアに行こうと思っていた浅はかな自分。
高校生になってから、その感覚はガラッと変わるのです……。
次回は、高校・大学時代の私について綴ります。
KIMIE DESIGN LAB 代表 竹馬君枝
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